映画「風は生きよという」パンフから「尊厳死法について」
その公式パンフレットができて、手元に届きました。
宍戸監督、海老原宏美さん、渡部哲也さん、新井優太郎さんのお母さんのメッセージもあり、
映画製作に参加された方々の思いがすっとそのまま伝わってくる
素敵なパンフレットになっています。
映画製作に参加された方々の思いがすっとそのまま伝わってくる
素敵なパンフレットになっています。
映画「風は生きよという」上映実行委員会一同として書かれている
そのコラムから、以下に。
そのコラムから、以下に。
……何かを決める必要がある時には、その都度関係する人が顔を寄せ合い、膝付き合わせて話し合う。患者がいる。家族がいる。大切に思う人がいる。医療者がいる。その人たちが、一度きりの一人の人生に関係していこうとする。どうしたものか一緒に悩み、迷い、まごつく。そのはてに浮かんできた意思は、その人のものでありながら多くの人に支えられた意思になっています。患者を一人ぼっちにさせない意思。それが、患者の意思のすぐそばに、いつもあってほしいのです。
昨日は生きたい、今日は死にたい。
今日は死にたい、明日は生きたい。
人間の意思を尊重するということは、この頼りなく震えている「迷い」を尊重することです。「わからない」を尊重し、「決められない」を尊重することです。決める自由と決められない自由をいつも持ちながら、支えてくれる人と一緒に迷いたい。右往左往したい。そして自分の答え、を自分のタイミングで出したい。それが私たちの願いです。
ご覧くださった方の豊かな想像に、本作が一役買ってくれることを、心より願います。
昨日は生きたい、今日は死にたい。
今日は死にたい、明日は生きたい。
人間の意思を尊重するということは、この頼りなく震えている「迷い」を尊重することです。「わからない」を尊重し、「決められない」を尊重することです。決める自由と決められない自由をいつも持ちながら、支えてくれる人と一緒に迷いたい。右往左往したい。そして自分の答え、を自分のタイミングで出したい。それが私たちの願いです。
ご覧くださった方の豊かな想像に、本作が一役買ってくれることを、心より願います。
映画「風は生きよという」の公式サイトはこちら ⇒ http://kazewaikiyotoiu.jp/
上映会情報はこちら ⇒ http://kazewaikiyotoiu.jp/screening
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