2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

公式連絡ノートに記載 文豪支援職のめちゃ嬉しいコメント

前のページに書いた通り、 公式連絡ノートに文豪支援職が書いて下さったのが以下。 いつもお世話になります。 海さんと話をするのがどんどん楽しくなり、 海さんをはじめ、どんどんいろんな人を巻き込んで話をしている日々です。 海さんも話すことが楽しいよ…

公式連絡ノートに記載 文豪ナースの最新作

いつも紹介させてもらっているのは 個人的に用意して週末の帰省の際に娘と一緒に行き来している「連絡ノート」なのですが、 GWとお盆と年末年始の年3回、 多くの利用者さんたちが帰省される時期には、 園長の挨拶のほか、それぞれ看護職、リハ職、支援職の担…

2016年12月29日のメモ

2007年のFinal Exit事件で、相次いで不起訴になったり判決が覆る中、ミネソタのDoreen Dnnさんのケースだけは上訴棄却で有罪判決が維持されている。これの続報 ⇒FEN事件でミネソタの裁判所、FENに3000ドルの支払いを命じる(2015/8/25) http://abcnews.go.com…

日本集中治療医学会から「DNAR指示のあり方についての勧告」

日本集中治療医学会から 「DNAR指示のあり方についての勧告」が出ています。 当ブログでは、 英国で社会問題化した一方的なDNR指定の慣行や、 米国で「無益な治療」拒否のアリバイと化しているPOLSTの法制化について 大きな懸念を持って何年も追いかけつつ(…

オランダで健康な高齢者の「理性的安楽死」認める法案

オランダ政府が安楽死の要件を健康な高齢者に拡大する方向で 法改正を検討していることについては10月に以下のエントリーで紹介していますが、 オランダ政府、「もう人生は生き終えた」と考える健康な高齢者への安楽死拡大を検討(2016/10/13) いよいよ法案が…

2016年12月16日のメモ

相模原殺傷最終報告書の要旨 https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161209-OYTET50033/ 「相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム」報告書(概要) http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushoug…

田中智子論文「障害者と家族の貧困―子殺し事件から考える家族ケアの臨界―」

「障害者と家族の貧困―子殺し事件から考える家族ケアの臨界―」 田中智子 『人権と部落問題』NO.876 2015. 9 増刊号 「親亡き後」というのは、 「親がケアできなくなった後の子どもの生活が見通せないことへの憂いを示す」 言葉であるはずなのに、 現実には、…

田中智子論文「障害者家族におけるケアの長期化と家族内部の不平等」

「障害者家族におけるケアの長期化と家族内部の不平等」 田中智子 『日本の科学者』 Vol.51 No.2 February 2016 著者は既に、2010年の論文で 所得を5つの階層に分けた最も低い階層に所属する人の割合が 知的障害者を含む世帯では一般世帯の2倍以上という結果…

障害児者の「地域生活」における「家族依存」の実態: 親たちが命を絶つ事件が続いている

前に、以下のエントリーに重症児者の親介護者の実態を取りまとめましたが、 在宅重症心身障害児者の介護者に関するデータ整理(2016/8/31) 全国障害者問題研究会の機関紙『みんなのねがい』2016年12月号の 特集「家族のカタチ」の中に、実態調査の結果を取り…

ある日の夕食時、そして夜の「海のいる風景」

今週の連絡ノートより。 今日、食事介助に私が入ったのですが、 短期入所で来ている人が一人あったので、 海さんが食べ始めるのが遅くなりました。 (短期のその人は、続けて食べないと眠ってしまうので) 海さんに「待っててくれる?」と聞くと、 「はーい…

2016年12月8日のメモ

南ア。末期がん患者Stransham-Fordさん(すでに故人)に死ぬ権利を認めた高等裁判所の判決を、法務大臣と保健大臣の上訴を受けた最高裁が逆転。 http://allafrica.com/stories/201612070897.html http://mg.co.za/article/2016-12-06-supreme-court-of-appea…