2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
予告トレーラー・エントリー第2弾! (たぶん第2弾で終わります) 『生命倫理学と障害学の対話―障害者を排除しない生命倫理へ』(生活書院 近日刊行)とは、 こういう著者の思いから書かれた本です ↓ ……障害者コミュニティの専門家たちの言うことに耳を傾…
27日のエントリーで近日刊行をアナウンスした ウーレットの『生命倫理学と障害学の対話』の校正作業を、 昨日28日のエントリーで報告した重心学会のシンポで発表した内容とか、 それに対する様々なレスポンスについて、 いまだグルグルしている頭でやってい…
9月26日、27日と京都テルサで開催された 第40回 重症心身障害学会の第2日目のシンポ3 「利用者の権利・最善の利益と治療方針決定 ~重症心身障害医療における家族・医療現場の思いとディレンマ~」において 利用者の保護者の立場でシンポジストとして発言す…
近日刊行になります! 『生命倫理学と障害学の対話-障害者を排除しない生命倫理へ』 アリシア・ウーレット(著) 安藤泰至(翻訳) 児玉真美(翻訳) 生活書院 2014 内容紹介 生命倫理学と障害者コミュニティの間にある溝はなぜかくも深いのか……。 「怒りの…
フロイトの最期って、安楽死だった? フロイトが医師と最初に約束していたのは「その時が来たら不必要に苦しませない」ということだった。最期の場面で、彼が言ったのはYou promised me then not to forsake me when my time comes. Now it's nothing but to…
スイス、チューリッヒ州における「自殺ツーリズム」調査の中間報告によると、 スイスにやってきて自殺した外国人は 2008年には123人だったが、2012年には172人。 その間に「自殺ツーリズム」でスイスに来た外国人は31カ国から611人で、 44%がドイツ人、21%…
Adrian Owen 教授チームが 16年間、植物状態とされてきたカナダの34歳の男性を含む患者らが ヒッチコックの映画に反応したことを報告している。 映画を見ている時にfMRIで記録された脳の活動パターンは 健康な人と同じだったとのこと。 また34歳の男性患者は…
ベルギーの強姦殺人犯、Frank Van Den Bleekenに安楽死が認められた。一番下は日本語記事。 http://www.dispatch.com/content/stories/national_world/2014/09/17/no-death-penalty-so-killer-chooses-suicide.html http://www.newsweek.com/belgian-murdere…
15日に、大阪の某所でずいぶん楽しいお仕事があった。 「spitzibaraさんは昨日がお誕生日だったそうです。 今日はそういえば敬老の日ですね」と紹介され、 皆さんにウケていただいた。 その翌日、ちょっと訳あって神戸に住む兄のところへ行き、 夕方、一緒に…
Jahi McMathさんの続報。母親によると、指示どおりに手足を動かす、と。 http://riverheadlocal.com/community-news/never-ever-give-up-hope ラスーリ訴訟ほか、「無益な治療」論の最先端を突っ走るカナダのSunnybrook病院が、2008年に家族に相談せずにDoug…
友人が死んで、葬儀の翌日の夜、 滅多に鳴ることのない私のケイタイが鳴った。 (ちなみに高齢者向け・文字の大きなガラケーです) ディスプレイに「カヨ携帯」。 あ、カヨちゃんじゃ!……と、飛びつく。 次の瞬間には気づいているし、 「もしもし」と出た時…
「エキスパート患者プログラム」英国 重い障害のある子どもの親となってから27年近く、ずっと医療と生活の関係が気になっている。「患者や障害者は、自分の体の状態とつき合いながら『生活』してゆかねばならないのに、そのことの全体像を念頭におきながら考…
映画「大丈夫。-小児科医・細谷亮太のコトバ-」 監督:伊勢真一 https://www.facebook.com/daijobufilm 予告編はこちら ↓ https://www.youtube.com/watch?v=9uhxs8CZqAk DVDのケースにある監督の言葉から ↓ 「大丈夫。」は小児科医・細谷亮太さんの口グセ…