ウーレット『生命倫理学と障害学の対話』いよいよamazonで予約受付開始!

近日刊行になります!

『生命倫理学と障害学の対話-障害者を排除しない生命倫理へ』
アリシア・ウーレット(著) 安藤泰至(翻訳) 児玉真美(翻訳)
生活書院 2014


内容紹介

生命倫理学と障害者コミュニティの間にある溝はなぜかくも深いのか……。 「怒りの話法」による対立のエスカレートとその背景としての両者の偏見や恐怖を双方向的に解明するとともに、その中にこそある和解、調停の萌芽を探る。障害者コミュニティからの声に謙虚に耳を傾け学び、生命倫理学コミュニティと障害者コミュニティの溝を埋めるための対話を求め続ける誠実な思想的格闘の書。


2010年の刊行から間もなくにゲットし少しずつ読み進めて、
2011年からいくつものエントリーで紹介したほど惚れこんだ、
アリシア・ウーレットの “Bioethics and Disability: Toward a Disabled-Conscious Bioethics” ですが、

鳥取大学宗教学者の安藤泰至先生に事実上の監訳を引き受けていただき、
また法学者ウーレットが本領を発揮している第7章(終末期)については
神戸大学の法学者、丸山英二先生にプルーフリードをお願いすることもかなって、

このほど、『アシュリー事件』の版元である生活書院さんから
念願の共訳書として10月末に刊行予定となりました。


384ページ。
3240円です。


まだ日本では誰もこういうことを言ってくれていない、という
メッセージを含んだ本です。

どうぞお手に取っていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。