朝、起きたら、 台所のシンクのそばに、 ティー・バッグを深く沈めたまま、なみなみと冷え果てて、 くすんだ色に出がらした“紅茶”のカップが ぽつねんと座っていた。 昨夜、お風呂上りに、 メールを一つだけ書こうと思いつき、 まずキッチンで ティー・バッ…
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