日本尊厳死協会が障害者のために、23の方法で「自殺幇助」してくれるロボット「せっぷくま」を作製……?

【8日追記】
以下で紹介している英語記事の内容は、文末に追記しておりますように、
明らかに事実とは異なっていますので、ご注意ください。

なお、蛇足ですが、
本エントリーの意図は事実とは異なっている情報を流すことではなく、
このような情報が現に流れていることの怪を
事実として記録しておくことにあります。


----ここから昨日の段階のエントリー本文です。

なんとも、「えー、ナニこれ?」なニュースが流れていて、
ざっとキーワード検索を試みるも、日本語情報にはヒットできず、
どういうふうに理解すればいいのか、とりあえず困惑するのだけれど……。


日本尊厳死協会が 文京区の the Orient Industry Companyと共同で、
自殺を幇助する熊ロボット、その名も「せっぷくま(SeppuKuma)」を作製。

身体的または知的障害のために自殺できない人の自殺を幇助するロボット。

デザインは 文京区の the Center for Human-Interactive Robotics Research.

「せっぷくま」の腕は80キロまでの人を抱き上げることが可能で、
手は人間の骨を砕くこともできるパワフルさ。
足は屈伸可能なので、ベッドから人を抱き上げたり、
狭い場所で活動することも可能。

140キロあり、特別にデザインされたソフトウェア作動装置で動く。

23の自殺方法から選択が可能。

例えば、
「永遠の眠り(致死薬の注射)」
「枕のキス(窒息死)」
「安らかな息(ヘリウムによる窒息死)」
「おやすみのハグ(脈が15分間止まるまで「せっぷくま」が首を絞めてくれる)」



一体なんなの、これ?



【8日追記】
某FBに、
これは理化学研究所が作った介護ロボットROBEAR、との
情報提供があったようなので、拝借。
http://rtc.nagoya.riken.jp/ROBEAR/

確かに写真はここから取ってあり、
この記事の写真のロボットが、このROBEARであることは間違いないようです。

しっかし……こんな「誤報」はありえないという気がするし、
「悪意あるデタラメ」というのがアタリなんだろうけれど、
その「悪意」って、いったいどういうタチのもの……?

その後、某MLでも情報提供いただきました。
http://www.riken.jp/pr/press/2015/20150223_2/
http://dime.jp/genre/184449/5/