オランダの裁判所、認知症の高齢者に家族の訴えを認め、安楽死を命じる

女性は80歳で認知症のケアホームで暮らしていた。

家族が本人が死にたいと意思表示していたとして安楽死を要望。

治療を担当する医療職が
女性には死にたいという意思を表明することができないとして、
拒否したところ、

家族が裁判所に提訴し、
女性への安楽死の命令をとった。

医療スタッフの上訴は却下され、

先月、女性はケアホームから
安楽死推進ロビー団体NVVEが運営する安楽死専門クリニックに移されて、
安楽死させられた。

認知症の人では
事前指示書またはリビング・ウィルがある場合にのみ、
医師による安楽死が認められている。



Dutch judge rules dementia patient must be euthanised
The Christian Institute, May 11, 2015