FEN事件でミネソタの裁判所、FENに3000ドルの支払いを命じる

米国のいくつかの州で
自殺幇助アドボケイトのFinal Exit Networkのボランティアたちが
自殺をそそのかしたり幇助したとして幹部ら4人が逮捕されたFEN事件については
2009年の発覚当時から追いかけてきました。

他の州ではこれまで、
不起訴になったり無罪判決が出てきたのですが、

ミネアポリス在住だったDoreen Dunnさん（享年57）のヘリウム自殺に
2人のFENボランティアが同席したこと、
死後に、居合わせなかったように部屋を偽装したことを巡って、
ミネソタ州の裁判では5月に陪審員が有罪と判断。

その判決が昨日24日に言い渡され、

賠償金と裁判費用とで約3000ドルの支払いがFENに命じられた。
支払い完了まではサービス提供を開始できない、という条件。

FEN側はサービス提供開始のため支払いは行うものの
上訴する、としている。