CA州にPAS専門クリニック

CA州では明日9日のPAS法 the End of Life Option Act施行を前に、
ベイ・エリアのLonny Shavelson医師(64)が
PASに特化したクリニックをオープン。

救急医である同医師は20年以上前に、
密かに鎮痛剤を溜め込んで、いざとなったらそれで自殺しようとしている人たちの姿を
本に描いて、PAS合法化の必要を訴えた人物。

その他のテーマについても本を多数書いており、
執筆に専念するため、ここ2年ほどは医療に携わっていなかった。

復帰については迷っていたが、
今回の合法化で心が決まったのだという。

PAS専門クリニック解説の動機は、
オレゴンワシントン州でも、希望する患者数と比べて、
やってくれる医師が少ないこと。

たいていは、患者のPAS希望を聞いた医師は
「そんな必要はない。もっと生きられるし、緩和できる」と応じているが、
それは医師がきちんと患者の医師と向かい合っていないからだ、と。

同医師は、患者だけでなく、
この法律に参加したい医師の相談にも乗る。

メディケアは今回の合法化で、患者や医師の相談に対して、
最初の30分に83ドル、次の30分に75ドルの給付を認めるが、

実際のPASのコストは給付されない。

Shavelson医師の、患者の最初の評価は200ドル。

その後、同法を利用して自殺したい場合には、
更なる詳細な評価と訪問、事務手続きの費用として1800ドル。

基本的には、PASを希望する患者の話をよく聞いて、
可能であれば致死薬を出さなくても済むように試みる、と。

if "it's about [the patient] being 'finished,' and saying 'I don't need the next two weeks of laying here, and my family sitting by my side, and everyone just waiting. I'm done,'" he wants to provide a safe and legal option to assist them.

患者が、もう自分は「お終い」なんだから、
この先2週間も寝たきりで家族に付き添われて、
みんなで死を待つ必要なんかない。もうお終いでいい、というなら、

そういう人を手助けする安全で合法的な選択肢を提供したい。