MagnusがJahi McMathは脳死だった、とシューモンもビデオも否定するインタビュー
Jahi McMathもまっとうな脳神経医が診断すれば全員が脳死だと言った
アラン・シューモンだけが家族のビデオを見て、脳死ではないと言ったが、
ビデオではどんな工作がされているかわからないし、
映っていたのは反射にすぎなかった、と。
アラン・シューモンだけが家族のビデオを見て、脳死ではないと言ったが、
ビデオではどんな工作がされているかわからないし、
映っていたのは反射にすぎなかった、と。
シューモンが、
変人かつ”困ったちゃん”の医者、という扱い。
変人かつ”困ったちゃん”の医者、という扱い。
【8月8日追記】
このエントリーを読んでくださった方からの頂きもの情報
このエントリーを読んでくださった方からの頂きもの情報
Neurology. 2013 Dec 3; 81(23): 2009–2014.
Practice variability in brain death determination A call to action
Practice variability in brain death determination A call to action
診療録ベースでの調査で、脳死臓器提供ドナー226例のうち、
神経学的所見の診療録記載がある102例(45.1%)のうち、眼球頭反射79.6%、前庭反射65.9%、咽頭反射68.6%の実施率だった、など
神経学的所見の診療録記載がある102例(45.1%)のうち、眼球頭反射79.6%、前庭反射65.9%、咽頭反射68.6%の実施率だった、など
【目的】
わが国では臓器提供を前提とした場合においてのみ、脳死をもって死亡宣告が可能となり、脳死判定は臓器提供のために行われる医療行為という印象が強い。
一方、臓器提供を前提としない一般の脳死判定は死を意味せず、その判定にも具体的な定めはない。
【方法】
一般的脳死判定の現状を把握するため、全国5類型施設を対象としてアンケート調査を実施した。
また予後不良が示唆される患者の医学的評価や家族説明についても調査した。
【結果】
5類型850施設にアンケート調査票を送付、209施設より回答を得た(回答率24.5%)。
回答施設の64.8%では患者に対し「脳死である」と説明していた。
また42.5%が無呼吸テストを含まない施設基準で判定を実施、法的脳死判定に準じて一般的脳死を診断していた施設は30.8%であった。
15.8%は脳波・脳血流検査のみで診断していた。
無呼吸テストを実施しない施設の59.6%は家族説明や治療方針決定のためにはABRや脳波のみでよいと回答した。
家族には「脳死と診断された旨を正確に伝える」と54.1%が回答した。
【考察】
臓器提供を前提としない一般的脳死の診断はその基準が一律でないため、医学的評価の質にばらつきがある。
今後、終末期の判断根拠として照応される可能性を有する「一般的脳死」の診断の位置づけについて生命倫理の観点から再検討を行う余地があり、臓器提供を前提としない脳死判定を考える端緒としたい。
わが国では臓器提供を前提とした場合においてのみ、脳死をもって死亡宣告が可能となり、脳死判定は臓器提供のために行われる医療行為という印象が強い。
一方、臓器提供を前提としない一般の脳死判定は死を意味せず、その判定にも具体的な定めはない。
【方法】
一般的脳死判定の現状を把握するため、全国5類型施設を対象としてアンケート調査を実施した。
また予後不良が示唆される患者の医学的評価や家族説明についても調査した。
【結果】
5類型850施設にアンケート調査票を送付、209施設より回答を得た(回答率24.5%)。
回答施設の64.8%では患者に対し「脳死である」と説明していた。
また42.5%が無呼吸テストを含まない施設基準で判定を実施、法的脳死判定に準じて一般的脳死を診断していた施設は30.8%であった。
15.8%は脳波・脳血流検査のみで診断していた。
無呼吸テストを実施しない施設の59.6%は家族説明や治療方針決定のためにはABRや脳波のみでよいと回答した。
家族には「脳死と診断された旨を正確に伝える」と54.1%が回答した。
【考察】
臓器提供を前提としない一般的脳死の診断はその基準が一律でないため、医学的評価の質にばらつきがある。
今後、終末期の判断根拠として照応される可能性を有する「一般的脳死」の診断の位置づけについて生命倫理の観点から再検討を行う余地があり、臓器提供を前提としない脳死判定を考える端緒としたい。
(ゴチックはspitzibara)
【McMath事件関連エントリー】
脳死と診断された少女の生命維持をめぐるMcMath訴訟(2014/1/4)
続報から考えるMcMath事件、「脳死は死」と「無益な治療」論の問題点(前)(2014/1/22)
続報から考えるMcMath事件、「脳死は死」と「無益な治療」論の問題点(後)(2014/1/22)
McMath事件: 医療過誤と「生命維持停止」を巡る“倫理”問題のカラクリ(2014/1/25)
McMath事件は、どんどん醜くなってゆく(2014/1/31)
McMath事件:「自己決定」と「脳死」をめぐる生命倫理学者の発言の不思議(2014/2/2)
マグナス、ウィルフォンド、カプランが「脳死は死、スタンダード死守せよ」とNEJMに(2014/2/10)
Jahi McMath事件は「脳死」概念の道徳的問題をあぶりだしている、と医師のブログ(2014/2/18)
McMath事件での生命倫理学者らの発言にTruogらの批判(2014/3/6)
脳死と診断された少女の生命維持をめぐるMcMath訴訟(2014/1/4)
続報から考えるMcMath事件、「脳死は死」と「無益な治療」論の問題点(前)(2014/1/22)
続報から考えるMcMath事件、「脳死は死」と「無益な治療」論の問題点(後)(2014/1/22)
McMath事件: 医療過誤と「生命維持停止」を巡る“倫理”問題のカラクリ(2014/1/25)
McMath事件は、どんどん醜くなってゆく(2014/1/31)
McMath事件:「自己決定」と「脳死」をめぐる生命倫理学者の発言の不思議(2014/2/2)
マグナス、ウィルフォンド、カプランが「脳死は死、スタンダード死守せよ」とNEJMに(2014/2/10)
Jahi McMath事件は「脳死」概念の道徳的問題をあぶりだしている、と医師のブログ(2014/2/18)
McMath事件での生命倫理学者らの発言にTruogらの批判(2014/3/6)