カナダ、ケベック州議会で、Aid In Dying 法案が圧倒的多数の賛成で通過

一旦、棚上げとなっていた法案が
つい先月末に復活して、わずかな審議時間で投票に向かいそうだということは
以下のエントリーで紹介しましたが、

ケベック州のAid in Dying 合法化法案、議会に復活。脳性まひの女性と家庭医が提訴(2014/5/28)

その投票が行われ、

賛成94　対　反対22　で通過。

法律の名称は、 an Act Respecting End-of-Life Care　。

カナダの刑法では安楽死も自殺幇助も違法であるため、
この法案が州法となった場合の整合性には疑問も呈されており、
カナダ政府はかねて合法化はしないとのスタンスでいるので、
反対派は中央政府の今後の動きに期待。

Critics say that unless the federal government acts, the bill will set a precedent for euthanasia to become a normal part of the health care system across Canada.

反対派は、連邦政府が行動しなかったら、
この法案はカナダ全土に向けて安楽死が通常の医療制度の一環となる
前例を作ることになる、と言っている。

私も個別にメモなどで拾っていますが、
以下のような情報も。

Quebec doctors are already calling for a more extensive list of those who qualify for a lethal injection, including children.

ケベックの医師らはすでに
致死薬の注射が認められる対象者リストを
子どもを含め、さらに拡大しようと求めている。

BREAKING: Quebec legislature votes 94-22 to enshrine euthanasia as ‘medical aid in dying’
LifeSiteNews, June 5, 2014

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http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/10997

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