一方的DNRめぐるJanet Tracey訴訟で、「患者との話し合いが前提」
拙著『死の自己決定権のゆくえ』でも触れた
Janet Tracey 訴訟の上訴審判決が出ている。
Janet Tracey 訴訟の上訴審判決が出ている。
Tracey事件については ↓
「本人にも家族にも知らせず“蘇生無用”はやめて一律のガイドライン作れ、と英国で訴訟(2011/9/15)
「米国の救命優先ルールの轍を踏まず、英国医師はDNR決定権守れ」(2013/3/27)
「本人にも家族にも知らせず“蘇生無用”はやめて一律のガイドライン作れ、と英国で訴訟(2011/9/15)
「米国の救命優先ルールの轍を踏まず、英国医師はDNR決定権守れ」(2013/3/27)
私は読む余裕がまったくないですが、一応メモとして、判決文はこちら ↓
http://www.judiciary.gov.uk/wp-content/uploads/2014/06/tracey-approved.pdf
http://www.judiciary.gov.uk/wp-content/uploads/2014/06/tracey-approved.pdf
生命維持の差し控えと中止に関しては患者と相談することが前提、と
書かれているのだけれど、
書かれているのだけれど、
ともあれ、
そこはfavorable judgmentというのだから、
いくら法的に最終判断は医師の権利とされているとしても
患者や家族に相談もせずに一方的に決めてはいけませんよ、という判決だったんでしょう。
そこはfavorable judgmentというのだから、
いくら法的に最終判断は医師の権利とされているとしても
患者や家族に相談もせずに一方的に決めてはいけませんよ、という判決だったんでしょう。
久々に良いニュース。
それを受けて、Popeがこちらのエントリーで
米国ではその点は法律で義務付けられているし、
義務までいっていないTXとかCA州でも透明性は確保せよということになっているから
この点、米国では問題ないね、と書いており、
米国ではその点は法律で義務付けられているし、
義務までいっていないTXとかCA州でも透明性は確保せよということになっているから
この点、米国では問題ないね、と書いており、