南アフリカで末期がんの男性に安楽死もPASも認める判決

【5月1日追記】

一夜開けて、思いがけない続報あり、

Robinさんはこの段階では深い鎮静状態だったようで、
そのまま、死ぬための幇助を受けることなく
家族に囲まれて「自然に」「おだやかに」亡くなったとのこと。

その後の続報からは判決の前だったようです。
(この後の続報については文末にリンク)


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65歳の末期がんの男性、Robin Stransham-Fordさんが
「尊厳のない死」を避けたいとして医師に死ぬための援助を求める権利を求めていた裁判で、

南アフリカプレトリア高等裁判所
要望を認める判決を出した。

The applicant is entitled to be assisted by a medical practitioner either by the administration of a lethal agent or by providing the applicant with the necessary lethal agent to administer himself," said Judge Hans Fabricius.

つまり、PASのみならず積極的安楽死も認めたということ。

ただし、この人のケース限定での判断だとのお断りつき。
(でも、これが歴とした「判例」となるのだから、そんなのは通らないと思う)

反対してきたDoctors for Lifeは、上訴する方針。




とても気になる点は、
ここでもブリタニー・メイナード事件が
PAS合法化ロビー団体、Dignity SAに利用されていること。