ベルギーへの安楽死ツーリズム

「自殺ツーリズム」といえばスイスですが、
なんとベルギーへの「安楽死ツーリズム」もあるらしい。

主にフランスからのお客さんで、
いきなりスーツケースを転がしてベルギーの救急救命室にやってきて、
EUの医療カードで無料で受けられるはずだから安楽死をさせてくれ、と求めるのだとか。

ベルギーで医療的援助を受けて死ぬ人は昨年2023人と、
5年前と比べると倍になっているけれど、

その5年前には「ツーリズム」はまだ見られなかったという。

ブリュッセルの医師は、自分の病院では
自殺幇助で死ぬ人の15人に7人がフランス人だという。

(メディアの文言はあまり厳密ではないことを考えると、
上記の「自殺幇助」には「安楽死」も含まれている可能性があります)

これには安楽死推進派の医師からも懸念の声が挙がっている。

ただ、その主張が向かう先は、
スイスのプライシック医師と同じく、「他の国でも合法化を検討すべき」