牛乳

先週末の連絡ノートより。

朝食時の牛乳、嫌いですよね。

私: 牛乳も飲みんさーい。
海: やだ(顔をあからさまにそむける)
私: 多少の水分はとっとかんと!
海: やだ(と言いつつ、少し口を開ける)

そこで、深夜勤だった男性看護師のOさんがDRにやってくると、

海: Oさーん! Oさーん!! 私はここよー!! ここよー!!
私: え? Oさんのこと、そんなに好きじゃったっけ?

何も楽しいことがなく、Oさんに求めたようです。

私: Oさん、来んねー。
海: ……(あきらめる)
私: じゃぁ、牛乳をOさんのために飲んだら? がんばってみようや!
海: それ良いね! やろう!!

その後はまったく嫌がることなく、ごくごく飲んでくれました。

私: 後でOさんに褒めてもらおうかー。
海: いや? 別に。牛乳を飲むくらい、当然のことだし?
私: 一応、伝えとってあげるよ。

で、帰宅しようとするOさんを引き止め、かくかくしかじかで……
「じゃあ、褒めてから帰ろう」とOさん。

そして、Oさんは海さんの元へ。

O: 海さん、牛乳がんばったらしいじゃん?
海: なにがー? それ、なんのことー? (とぼける)
私: そんな、しらっとせずにー。
海: もう何のことなんだか?
O: じゃぁ、帰るね。
海: はいはーい。

でも、最後の最後、Oさんが見ていないところで、
海さんが「してやったり」とばかりニヤッとするのを
私は見逃しませんでした!

「うふふ。すべて計画どおり」というような海さんの表情を見て、
ある意味オトナなところを見せてもらった気がしました。


ウチの娘、ほんと「策士」なのであります。