2014年3月18日のメモ


4月25日、26日の両日、Not Dead Yetが医療の差し控えと中止、自殺幇助、生殖技術をめぐって、障害者の権利という視点から戦略を考える会議を開催。
http://www.notdeadyet.org/2014/02/announcing-the-disability-rights-leadership-institute-on-bioethics.html

植物状態や最小意識状態の人が、脳への電気刺激によって一時的に覚醒する、との実験結果がベルギーのリージュ大学の研究者らから報告されている。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/electric-brain-stimulation-rouses-some-people-in-a-minimally-conscious-or-vegetative-state/2014/03/17/1d9f6112-a0a9-11e3-9ba6-800d1192d08b_story.html




NM州アルバカーキの地元新聞の社説が、州検察長官の自殺幇助合法化判決上訴に賛意を表明。
http://www.abqjournal.com/369859/opinion/ag-makes-right-choice-in-aidindying-appeal.html

スコットランドの自殺幇助合法化議論で、80代半ばで自殺した父親を持つ女性から「家族の権利」という興味深い論点が提起されている。もっと父親と共に過ごして話をしたかった彼女の権利、祖父ともっと接し祖父のことを知りたかった孫の権利など。自殺幇助は家族のこうした権利を奪うものである、と。新鮮な視点。
http://www.heraldscotland.com/comment/letters/do-not-ignore-a-familys-rights-in-the-debate-on-assisted-dying.23693424

飛行機事故の中にはパイロットが飛行機事故を引き起こすことによって自殺する「飛行機自殺幇助」事件が含まれているんだとか。ずいぶん前に「警察による自殺幇助」について読んだけれど。⇒ 銃持ち「皆殺し」叫ぶ双極性障害者を射殺し「警察による自殺幇助」という新たな“すべり坂”(2009/8/21)
http://www.srilankaguardian.org/2014/03/aircraft-assisted-suicide-passengers.html
http://avstop.com/March_2014/aircraft_assisted_pilot_suicides_in_the_united_states_2003_2012.htm

カナダのオンタリオ州で、10代の子ども達が自殺を試みてERに運び込まれる事例が2002年から2006年で30%減少したが、その後の2006年から2010年では減少が止まり、それらの事例で入院にいたるケースが3分の1も増加。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/273754.php


黒人女性は白人女性に比べてガン、特に乳がんで死亡する確率が高い。万モグラふぃを受ける黒人女性は増えてきているが、その結果が白人女性ほど速く出なかったり、医師が白人女性ほど熱心に治療を進めなかったりと、その背景は様々。
http://www.nytimes.com/2014/03/14/opinion/why-black-women-die-of-cancer.html?_r=0

リーズの総合小児科病院で心臓に先天性の欠損のある新生児の死亡率が異様に高いことから、同病院の心臓手術は去年から停止されているらしいのだけれど、その調査報告書が出て、内容がすさまじい。妊娠中に心臓の先天異常が判明しながら放置されたケースや、生まれても医師から子どもの重篤な状況が知らされなかったり、手術を3年も待った挙句に実は待機リストに挙げられていないと判明したケースなど16家族からの苦情を精査。当該トラストが謝罪。
http://www.theguardian.com/society/2014/mar/13/nhs-trust-apology-care-failings-leeds?CMP=EMCNEWEML6619I2