豪の代理母依頼者夫婦がダウン症の子どもの引取りを拒否した事件から、代理母関連のまとめ

オーストラリアの夫婦がタイの女性、Pattharamon Janbuaさんに代理母を依頼しつつ、
生まれた双子のうちダウン症男児の引き取りを拒否したケースが
ここ数日、大きなニュースになっているなと思っていたら、
今日の夕方のNHKニュースでも取り上げられていた。




BioEdgeに引用されている、
Pattharamonさんの証言の幼さがとても悲しい。

“I asked the agency, ‘Did I have to sleep with the man?’ I was an innocent young girl and I don’t know about this business," she told the SMH. "The agent told me, ‘We are going to make a glass tube baby,’ but I didn’t understand. “My husband agreed because we didn’t have money to pay our debt and I didn’t need to have sex with another man.”

斡旋所の人に聞いたんです。「その男性と寝ないといけないんでしょうか」って。
私は未熟でものを知らないから、こういう業界のことが分からないので。

そしたら、斡旋所の人が「試験管ベビーを作るんですよ」と言ったんですけど、
私にはそれがどういうことか分かりませんでした。

私たち夫婦には借金を返すお金がなかったし、
私がほかの男性とセックスをする必要はないということで
夫は承知しました。




日本語。「代理出産は480万円」「男女産み分けは160万円」年間100組以上の日本人夫婦が利用するタイの生殖医療事情
http://wotopi.jp/archives/8113


ただ、似たような事例はこれまでにもたくさん報道されてきている。




ちなみに、私はどちらもちゃんと読めていないけど、
グローバル化が進む“代理母ツーリズム”」のエントリーで取り上げた記事に登場する
米国の代理母エージェント、Planet Hospitalのあこぎなヤリクチを
つい最近、NYTが記事にしている ↓
http://www.nytimes.com/2014/07/28/us/surrogacy-agency-planet-hospital-delivered-heartache.html

その数日後、同じくNYTが中国の代理母ビジネスを取り上げている ↓
http://www.nytimes.com/2014/08/03/world/asia/china-experiences-a-booming-black-market-in-child-surrogacy.html?_r=0