脊椎ガンの英国人男性「麻痺して家族の負担になる前に」とディグニタスで自殺
診断から間もなくSpectorさんはスイスのディグニタスの会員となった。
全身が麻痺して生きるのはいやだし、
家族にも介護負担をかけたくないから、
そうなる前に死にたいと考えていた。
家族にも介護負担をかけたくないから、
そうなる前に死にたいと考えていた。
今年に入って、体調が悪化し、
いつ麻痺するか分からないと案じたSpectorさんは、
ディグニタスで自殺する決心をする。
いつ麻痺するか分からないと案じたSpectorさんは、
ディグニタスで自殺する決心をする。
妻と３人の娘も友人達も反対したが、
気持ちがかわらないと知ると、本人の気持ちを尊重することに。
気持ちがかわらないと知ると、本人の気持ちを尊重することに。
インタビューでの発言は、例えば、
"I know I am going too early but I had consistent thoughts without peer pressure. It had to be a settled decision by a sound mind. If I am paralysed and cannot speak what hope is there- send me to the spirit world.
“I am a proud person - a dignified person independent and self-motivated. It is me who is doing this."
“I am going before my time but I am not scared.
"Some people will criticise me but do not judge me. Never judge anyone unless you have worn their shoes.
"I believe what I am doing is in the best long term interests of my family- they disagree with that of course but they do accept I have my own opinion."
“I wanted control of the final stages of my life.”
“I am a proud person - a dignified person independent and self-motivated. It is me who is doing this."
“I am going before my time but I am not scared.
"Some people will criticise me but do not judge me. Never judge anyone unless you have worn their shoes.
"I believe what I am doing is in the best long term interests of my family- they disagree with that of course but they do accept I have my own opinion."
“I wanted control of the final stages of my life.”
家族は、
Whilst we are now in a state of all consuming grief and miss Jeffrey very much, we also recognise that he is now at peace and away from the fear which surrounded him in the last few weeks of his life. Jeffrey ended his life with dignity and control which was his overwhelming desire.
英国医師会はPAS合法化には反対のスタンスを維持。
いつも思うメディアの不思議なんだけど、
この記事には、投票欄があって、
「終末期の人には自分が納得できるような生の終え方をする権利があるべきでしょうか」
という質問に対して、YesまたはNoをクリックするようになっている。
この記事には、投票欄があって、
「終末期の人には自分が納得できるような生の終え方をする権利があるべきでしょうか」
という質問に対して、YesまたはNoをクリックするようになっている。
でも、
事件が起こるたび、もう何度もこの指摘を繰り返してきたけれど、
ここでも、Spectorさんは終末期ではありませんでした。
事件が起こるたび、もう何度もこの指摘を繰り返してきたけれど、
ここでも、Spectorさんは終末期ではありませんでした。
彼は
「この先、麻痺して尊厳と自立を失いたくないし
家族に介護負担もかけたくないから、そうなる前に死ぬ」と決めたのであり、
「この先、麻痺して尊厳と自立を失いたくないし
家族に介護負担もかけたくないから、そうなる前に死ぬ」と決めたのであり、
Spectorさんは、死ぬと決めた段階では、
まだ麻痺してもいなかった。
まだ麻痺してもいなかった。
そして、
Falconer議員が提出した法案が通ったとしても対象者にもならない人が自殺した事件に乗じて、
合法化ロビーは「英国で合法化されていないから彼は外国まで行って死ななければならなかったのだ」と
合法化に向けて世論を煽っている。
Falconer議員が提出した法案が通ったとしても対象者にもならない人が自殺した事件に乗じて、
合法化ロビーは「英国で合法化されていないから彼は外国まで行って死ななければならなかったのだ」と
合法化に向けて世論を煽っている。
Assisted Dying legalisation Back By Lord Falconer And Norman Lamb After Moving Death of Jeffrey Spector
Huffinton Post, May 26, 2015
Huffinton Post, May 26, 2015
Moving Death of Jeffrey Spector……。
