英ロンドンの高等裁判所、3歳半の重症障害児の治療停止を命じる
専門家は、
進行性で不治で、治療の負担が利益を上回っており、
本人の日々の暮らしは苦痛に満ちているとして、
治療を中止するべきだと判断したが、
進行性で不治で、治療の負担が利益を上回っており、
本人の日々の暮らしは苦痛に満ちているとして、
治療を中止するべきだと判断したが、
両親が反対したため、
裁判所に判断を仰いでいた。
裁判所に判断を仰いでいた。
両親は、息子は喜びを経験しており、毎日笑顔を見せている、
まだ終わりではないと主張したが、
まだ終わりではないと主張したが、
ちょっと気になる箇所は、
He had been in an intensive care unit all his life and doctors said there was no prospect of him moving off intensive care.
苦痛があまりにひどいなら、そういう判断はありだと私も思うのだけれど、
「将来的に集中治療室から出られる見込みがあるかどうか」ということは
また別問題ではないんだろうか?
「将来的に集中治療室から出られる見込みがあるかどうか」ということは
また別問題ではないんだろうか?
こういうこともカウントされたのだとしたら、
そこには「本人の最善の利益」以外の
「医療費削減手段」としての「無益な治療」判断が紛れ込んだ可能性も
ないとは言えないように見えてしまうのだけれど?
そこには「本人の最善の利益」以外の
「医療費削減手段」としての「無益な治療」判断が紛れ込んだ可能性も
ないとは言えないように見えてしまうのだけれど?
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