太田典礼の優生発言

相模原市の障害者殺傷事件を受けて、
日本尊厳死協会の前身である安楽死協会の初代理事長、
太田典礼の発言を確認しておきたくなりました。

以下のサイトより、いくつか引用。
http://www.arsvi.com/w/ot10.htm


劣等遺伝による障害児の出生を防止することも怠ってはならない。


障害者も老人もいていいのかどうかは別として、こういう人がいることは事実です。
しかし、できるだけ少なくするのが理想ではないでしょうか。


ナチスではないが、どうも「価値なき生命」というのはあるような気がする。[…]私としてははっきした意識があって人権を主張し得るか否か、という点が一応の境界線だ[…]自分が生きていることが社会の負担になるようになったら、もはや遠慮すべきではないだろうか。自分で食事もとれず、人工栄養に頼り「生きている」のではなく「生かされている」状態の患者に対しては、もう治療を中止すべきだと思う。


命(植物状態の人間の)を人間とみるかどうか。…弱者で社会が成り立つか。家族の反社会的な心ですよ。人間としての自覚が不足している。


植物人間は、人格のある人間だとは思ってません。無用の者は社会から消えるべきなんだ。社会の幸福、文明の進歩のために努力している人と、発展に寄与できる能力を持った人だけが優先性を持っているのであって、重症障害者やコウコツの老人から「われわれを大事にしろ」などといわれては、たまったものではない。



こちらは1978年当時の日本尊厳死協会理事 和田敏明氏の発言 ↓

不要の生命を抹殺するってことは、社会的不要の生命を抹殺ってことはいいんじゃないの。それとね、あのナチスのやった虐殺とね、区別しなければ。