入浴時の担当文豪支援職の災難

今週の連絡ノート(図解入り)から


今日、入浴時に介助に入っていた私。
海さんに、ここぞ! とばかりに水をかけられましたっ。


図解 1
浴槽が3つ並んでいる図。
左の2つはリフトで湯船につかる一人サイズの浴槽。
右の1つは最近導入されたドーム状の「ミスト浴」


お風呂はこのように並んでおり、
私はミスト浴で他の方を介助しており、
海さんは真ん中の浴槽に入っていました。

Nさん: 海さん、遊ばないのー?
海さん: はー (ノリ気でない)
Kさん: 今日はおとなしいんですねー。
海さん: はー。

ところが、どっこい!!


図解 2
真ん中の浴槽に「海さん」の●。
ミスト浴の向こう側の「私」の●が
ぐるっと海の浴槽との間に移動する矢印。


私が介助中の人の体を洗うためにミストの中に手を入れようと、
矢印の方へ(海のいる浴槽との間へと)動いた瞬間、

ばっさばっさと手で水をかけてくるんです!!

もう目を見開いて、ここぞ!! とばかりに!!

Nさんたちも「やめなよー」と言うだけで止めてくれず(笑)
海さんは一心不乱に水をかけまくる……。

私は仕返しに、ほっぺに泡をつけてみましたが、

「やってやったぜっ」と満足げに
お風呂を上がっていかれました。

私の仕返しにも動じず、勝ち誇った顔で。

今日も、元気です。



昨日、家に帰って、母がノートを読み上げると、

海はその日の快感を頭によみがえらせ、
ニンマリとほくそ笑んでおりました。

で、今日の我が家での入浴時には、
母が鼻先で盛大にぶっかけられましたっ。