NJ州のAID(臨死介助)法案、取り下げ


Aid in Dying (「臨死介助」が定訳のようです)法案が取り下げられた。

高齢者と障害者に道徳的危険が及ぶ、との
反対派の懸念が大きいため。

が、以下の地元新聞の社説は、
タイトルでは取り下げを支持しつつ、
今後に向けて、反対派に妥協を呼びかけるものとなっている。



ちょっと気になるのは、

法案の概要をこの記事で読む限り、
これで合法化されるのは医師による自殺幇助なのだけれど
なぜ「PAS法案」ではなく「AID法案」となっているんだろう??

カナダのケベック州の法案では積極的安楽死がAIDと称されていたし、
どうもこの文言には引っかかっている。

最近、各国の「死ぬ権利」アドボケイトのみなさんが
こぞってAIDに文言を切り替えておられるような気配を感じてもいるので。


【7月3日追記】
これに先立って、知事さんが議会を通過しても拒否権を発動する、と言っていた。
http://www.lifenews.com/2014/06/23/new-jersey-governor-chris-christie-will-veto-bill-to-legalize-assisted-suicide/