2014年8月24日のメモ

1999年のコソボ紛争の際、セルビア人兵士が数人、臓器目的でアルバニア兵士に殺されていたことが判明。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/11096


ずっと気になっているPOLSTの公式サイト。
http://www.polst.org/

フランスで「死ぬ権利」運動をしてきた Nicole Bouchetonさん、ガン末期となりディグニタスへ。
http://www.english.rfi.fr/france/20140815-french-advocate-euthanasia-sought-dignified-death-switzerland

英国で600人の医師に調したところ、終末期で自己決定能力のある患者になら自殺幇助を進んで行うと答えた医師は5人に1人よりも少なかった。
https://uk.news.yahoo.com/most-doctors-oppose-assisted-dying-115724259.html#Ll4mVop


スイスの自殺ツーリズムで死んだ人、4年間で倍増。:なんか、すごい数の報道が出ているんだけど、日本の主流メディアは「死ぬ権利」関連の報道では、こういうこと、やっぱりこの先もスルーのまま?
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/11118
http://www.examiner.com/article/suicide-tourism-switzerland-assisted-suicide-tourism-to-switzerland-is-booming
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2730357/One-five-Dignitas-suicide-tourists-UK-126-Britons-chose-end-lives-Zurich-clinic-2008-2012.html
http://www.swissinfo.ch/eng/study-finds-sharp-increase-in-number-of--suicide-tourists-/40564914

OR州で自殺幇助受けて亡くなる人の多くが、高学歴の白人男性だというのは前からデータが出ているけど、2013年のデータも同じで、それについて白人男性だって安楽死については弱者だというような分析をしている論文があるらしいんだけど、書かれていることの骨子って、永嶋哲也さんが言っている「自尊死」だと思う。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/11109


理研・笹井氏を死に追いやった日本社会の過ち 「死なせてはならない人を日本社会が死に追いやった」 コメントがまともなことに救われる思いにはなるけど。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140812-00000016-nallabout-life

終末期医療について医師と話し合ったガン患者の場合には最後の1ヶ月にかかる費用が、話し合っていない患者よりも少なかった、という調査結果。Arch Intern Med掲載。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2862687/

リチャード・ドーキンスツイッターで選択可能なのにダウン症児を生むのは不道徳だと発言して物議をかもしている。BioEdgeのCookはシンガーにも触れているけど、要はこういう人たちの「頭がいいこと」だけに過剰な価値を認めるゴーマンな意識が、翻って「頭がいい、カッコいい自分でいられないなら死んだ方がマシ」が「死ぬ権利」議論の根底にあると、ずっと前から私は思っている。OR州のPASで高学歴白人男性が多いって、要はそういうことなんでは?
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/11110

そういうことを簡潔に指摘するJackson Doughartの論考。PASは非任意の安楽死につながる、と。この記事にはないけど、ベルギーの集中治療医学会はすでに余命わずかな場合には同意なき安楽死を容認している。
http://fullcomment.nationalpost.com/2014/08/22/jackson-doughart-the-path-from-physician-assisted-suicide-to-involuntary-euthanasia/

日本語。障害を持つ子どもは捨てられる・・・中国における心身障害者の実態 - 独メディア
http://news.livedoor.com/article/detail/9125970/

日本。出生前診断の倫理的課題、病院側の説明不十分 厚労省
http://apital.asahi.com/article/news/2014080700003.html

日本語。23年間植物状態と診断されていた男性、「ずっと意識があった」と告白。:この人、2009年にもう話題になってた人なんですけど。(以下にリンク)
http://www.narinari.com/Nd/20091112664.html



心停止82分奇跡の生還 西予61歳男性
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140809-09352801-ehime-l38

コンサルからDMが届く福祉 「lessorの日記」ブログ。:何年か前から、医療とか福祉の関係で経営がらみの学会に行くと、若くて小生意気なニイチャンネエチャンがやたらと張り切って発言していたりする。例えば、高齢者ケアを地道に研究してきたような学者や現場の支援者の講演にはロクに質問なんか出ないのに、病院に高齢者施設を併設して儲かる方法を講演するコンサル、あるいは福祉現場の職員の労働効率を上げる(機械的な、と私には見える)方法論なんかには質問が殺到する。50代、60代と思しき病院経営者の医師が、どうして見るからに青二才のニイチャン姉ちゃんたちからマジに教えを請おうとするのか、私にはさっぱり理解できない。
http://d.hatena.ne.jp/lessor/20140715/1405359586

介護現場、56.5%が人手不足 13年度実態調査 :だから介護ロボットの開発を急ぎましょう、という方向に向かい、それに誰も彼もがゼニを追いかけてなびいていく時代の救いのなさ。
http://www.asahi.com/articles/ASG8C4H55G8CUTFL008.html

BMJにToo Much Medicineというプロジェクトがあった。
http://www.bmj.com/too-much-medicine


日本語。未承認薬の投与容認=エボラ熱対策で「倫理上妥当」―WHO指針 :なんか引っかかるのは、「死ぬ権利」の次は、未承認の実験的新薬を「トライする権利」なんて話が出てきてたところだということ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140812-00000098-jij-int

エボラ治療へ期待高まる 富山化学工業の新薬「ファビピラビル」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140809-00004483-kitanihon-l16

日本。製薬企業から医師への謝礼額 公開始まる
http://www.asahi.com/articles/ASG8L5FD2G8LULBJ011.html

里見浩氏のツイッター 厚労省の「子宮頸がん予防ワクチン」ビラ一番下に「●子宮頸がん予防ワクチンは新しいワクチンのため、子宮頸がんそのものを予防する効果はまだ証明されていません」効くかどうかわからないのに予防ワクチンと書くのは詐欺です。:その点に関しては、ここでもちゃんと専門家から疑問が出ていたはずなんですけど。⇒ 日本でもガーダシル導入へ、厚労省当該部会の議論の怪 1(2011/8/5)
https://twitter.com/satomihiroshi/status/495718673470869506

日本語。グーグルグラスは、医療を変えるのか 東洋経済オンライン 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140818-00045637-toyo-bus_all

日本語。(ザ・テクノロジー:14)乳房切除 生きるため 「遺伝子検査だけで、健康な自分の体にメスを入れる――。そんな時代が日本にも訪れようとしている」……という方向へ、誘導的な記事を書いてるんじゃない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140819-00000007-asahi-soci

子宮移植実施へ指針作り 産婦人科医らの研究会
http://www.asahi.com/articles/ASG8G3S9XG8GULBJ002.html

日本子宮移植研究会 設立趣意書:代理母にはいろいろ問題があるから、子宮移植を研究しませう? 誰かがどこかで書いておられたけど、リスクには一切触れていない。
http://js-ut.org/?page_id=12804



カナダの不妊クリニックが人種間のIVFはやらないと言って、物議をかもしている。
http://www.bioedge.org/index.php/bioethics/bioethics_article/11088

春日部共栄のおにぎりマネ・三宅さん引退「やってきたことに後悔なし」:単独インタビューして「世間では賛辞の一方、ジェンダー論などから否定的な声もありました。どう感じましたか?」なんて聞いている。なに、この記者さん? 否定的な声が問題にしたのは、彼女ではなく、美談に仕立て上げてそれ以上に問題を考えない、あんたらメディアの姿勢でしょーが。それを、三宅さんが否定されたかのような質問をするって、どこまでタチが悪いの? 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140820-00010001-withnews-base

<ALS支援>氷水効果で寄付金急増 日本は5日間で1年分:こういう付和雷同的な「ブーム」って、一つ間違えば同じ勢いでバッシングが起こりうる、ということでもあるんじゃないかと、つい考えてしまう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140822-00000064-mai-soci

生活保護のよくある誤解に答えてみました。 みわよしこ :コメントが酷すぎて、凍った。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/miwayoshiko/20140822-00038482/

生活保護で外国人除外=次世代の党が改正案:上のコメントを読んで心が凍った直後に見たのが、これだった。さらに凍った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140822-00000108-jij-pol&pos=4

<特養>相部屋も「家賃」…厚労省が検討、来年度から 「個室入居者や在宅介護サービスを利用している人との公平性を考慮し」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140819-00000004-mai-pol

養護教諭社会学 学校文化・ジェンダー・同化 [著]すぎむらなおみ 「養護教諭たちへの聞き取り調査から明らかになるのは、現代の性関係の歪(ゆが)んだ側面だ。望まない妊娠、援助交際、近親相姦(そうかん)、当の学校教員による性暴力など、多種多様な闇が広がる。子どもたちの心身と向き合う養護教諭の声は、今以上に学校教育の場に活(い)かされる必要がある
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2014081000005.html?iref=comtop_fbox_d2_0