CA州で脳死と診断された17歳めぐり、「無益な治療」係争事件

CA州で、交通事故後に脳死と診断された17歳の少年、
Alan Sanchezさんをめぐり、「無益な治」事件。

LA County-USCメディカル・センターで脳死と診断されたが、
カトリック教徒の家族は、Alanさんは言葉による指示に反応すると主張し、
生命維持の継続と共に胃の手術(胃ろう造設?)をしてほしい、と希望。

医師らは脳死と診断された以上は州法によれば死者だとして、
手術を拒否している。

無益な治療ブログのPopeは
CA州で3例目の脳死判定をめぐる係争事件だと書いており、

彼によれば、最初の事例はジャハイ・マクマス事件。



第2例目が
2歳のIsrael Stinsonちゃんのケース。


そして、今回が3つ目ということなんだろうと思うのですが、





Now a Third California Brain Death Dispute - Alan Sanchez
Medical Futility Blog, April 24, 2016


Stinsonちゃんのケースを報じるに当たって、
ポウプは「生命維持」ではなく「臓器サポート」という表現を用いていますが、

今回の記事へのコメントでも、
脳死と診断された人は死者なのだという事実が家族に分かっていないとして、
そうした誤解を避けるべく、「臓器サポート」と称すべきだ、との意見が入っています。