米神経学会他から最小意識状態、植物状態の診断ガイドライン:誤診率4割指摘
the American Academy of Neurology
the American Congress of Rehabilitation Medicine(ACRM)
the National Institute on Disability, Independent Livning, and Rehabilitation Research
the American Congress of Rehabilitation Medicine(ACRM)
the National Institute on Disability, Independent Livning, and Rehabilitation Research
誤診率40%、それがアウトカムの悪さや不適切な治療の意思決定につながっている、と指摘。
十分な専門知識を欠いた医師が診断し治療していることが要因の一つ。
必ず専門医の関与のもと、しかるべき診断スケールを用いて、繰り返しアセスメント必要。
必ず専門医の関与のもと、しかるべき診断スケールを用いて、繰り返しアセスメント必要。
受傷後28日以内に家族に説明する際に「こういう人はみんな予後が悪い」などと言ってはならない。
などなど。
時間が経ってひらけなくなったのだけど、
medscape の記事
New Guidline for Minimally Conscious, Vegitative States Released(8月9日)に
Weill Cornell医大の Joseph Fins医師が登場している。
New Guidline for Minimally Conscious, Vegitative States Released(8月9日)に
Weill Cornell医大の Joseph Fins医師が登場している。
ガイドラインの著者ではないが、記事と同時掲載された論説を書いているとのこと。
「画期的な刊行」
「(これが出た以上)これらの人たちを苦しめてきた不幸な誤診は許されない。
例えば、意識のある患者が意識がないと考えられたり、また痛みを感じないとされてきたことなど」
例えば、意識のある患者が意識がないと考えられたり、また痛みを感じないとされてきたことなど」
Joseph Fins医師については ↓
【Fins医師関連エントリー】
睡眠薬で植物状態から回復する事例が相次いでいる:脳細胞は「死んで」いない?(2011/8/31)
睡眠薬による「植物状態」からの「覚醒」続報(2011/12/7)
脳損傷の昏睡は終末期の意識喪失とは別: 臓器提供の勧誘は自制を(2012/7/20)
脳への電気刺激で植物状態、最小意識状態の人が意識を回復(2014/3/19)
睡眠薬で植物状態から回復する事例が相次いでいる:脳細胞は「死んで」いない?(2011/8/31)
睡眠薬による「植物状態」からの「覚醒」続報(2011/12/7)
脳損傷の昏睡は終末期の意識喪失とは別: 臓器提供の勧誘は自制を(2012/7/20)
脳への電気刺激で植物状態、最小意識状態の人が意識を回復(2014/3/19)
また、2000年代から誤診率40%を指摘していたのがAdrian Owen医師 ↓
【Owen医師関連エントリー】
「植物状態」5例に2例は誤診?(2008/9/15)
植物状態の人と脳スキャンでコミュニケーションが可能になった……けど?(2010/2/4))
Hassan Rasouliさん、「植物状態」から「最少意識状態」へ診断変わる(2012/4/26)
Owen教授の研究で、12年以上「植物状態」だった患者に意識があることが判明(2012/11/13)
カナダの“無益な治療”訴訟で「Owen教授のアセスメントを」(2012/12/8)
Owen教授らの植物状態患者の意識検知に、ベッドサイド簡易法も(2013/3/29)
A・Owen教授らが論文を発表:「植物状態」の40%に誤診の可能性(2013/8/25)
A・オウェンらの植物/最小意識状態患者の意識に関する新論文(2013/11/2)
16年間「植物状態」とされた男性がヒッチコック映画に反応:オウェン教授チームの新論文(2014/9/23)
「植物状態」5例に2例は誤診?(2008/9/15)
植物状態の人と脳スキャンでコミュニケーションが可能になった……けど?(2010/2/4))
Hassan Rasouliさん、「植物状態」から「最少意識状態」へ診断変わる(2012/4/26)
Owen教授の研究で、12年以上「植物状態」だった患者に意識があることが判明(2012/11/13)
カナダの“無益な治療”訴訟で「Owen教授のアセスメントを」(2012/12/8)
Owen教授らの植物状態患者の意識検知に、ベッドサイド簡易法も(2013/3/29)
A・Owen教授らが論文を発表:「植物状態」の40%に誤診の可能性(2013/8/25)
A・オウェンらの植物/最小意識状態患者の意識に関する新論文(2013/11/2)
16年間「植物状態」とされた男性がヒッチコック映画に反応:オウェン教授チームの新論文(2014/9/23)