サヴレスキュとウィルキンソンが重症小児をめぐる「無益」について新著
タイトルは
Ethics, Conflict and Medical Treatment for Children - From Disagreement to Dissensus
Ethics, Conflict and Medical Treatment for Children - From Disagreement to Dissensus
出版社の当該サイトは ↓
https://www.elsevier.com/books/ethics-conflict-and-medical-treatment-for-children/wilkinson/978-0-7020-7781-4
https://www.elsevier.com/books/ethics-conflict-and-medical-treatment-for-children/wilkinson/978-0-7020-7781-4
Charly Gard事件を中心に、
英国内外の重症小児の治療をめぐる係争事件を
親の権利、治療による危害、限りある資源などの視点から論じたものらしい。
英国内外の重症小児の治療をめぐる係争事件を
親の権利、治療による危害、限りある資源などの視点から論じたものらしい。
結論がどこに行くのかが、
Popeのブログ記事からも出版社のサイトからもよく分からないのだけれど、
以下の「将来の非合意事例のためのラディカルな枠組みというあたりや、
これまでの著者らの主張から、だいたいの予想がついて、暗澹とした気分になる。
Popeのブログ記事からも出版社のサイトからもよく分からないのだけれど、
以下の「将来の非合意事例のためのラディカルな枠組みというあたりや、
これまでの著者らの主張から、だいたいの予想がついて、暗澹とした気分になる。
The book proposes a radical new framework for future cases of disagreement around the care of gravely ill people.
著者らの「無益な治療」論がこちら ↓
Savulescuらが、今度はICUにおける一方的な「無益な治療」停止の正当化(2011/2/9)
「“生きるに値する命”でも“与えるに値する命”なら死なせてもOK」とSavulescuの相方が(2011/3/2)
Savulescuが今度は「“無益な治療”論なんてマヤカシやめて配給医療に(2011/9/15)
Savulescuが「現代医学では“最善の利益”と“道徳的地位”が指標。医師が勝手な中絶拒否するな」(2011/11/30)
「最小意識状態は植物状態よりもマシか? 否。カネかかるだけ」とSavulescuとWilkinson(2012/9/8)
「“生きるに値する命”でも“与えるに値する命”なら死なせてもOK」とSavulescuの相方が(2011/3/2)
Savulescuが今度は「“無益な治療”論なんてマヤカシやめて配給医療に(2011/9/15)
Savulescuが「現代医学では“最善の利益”と“道徳的地位”が指標。医師が勝手な中絶拒否するな」(2011/11/30)
「最小意識状態は植物状態よりもマシか? 否。カネかかるだけ」とSavulescuとWilkinson(2012/9/8)
著者らの臓器提供安楽死の提言がこちら ↓
「生きた状態で臓器摘出する安楽死を」とSavulescuがBioethics誌で(2010/5/8)
Savulescuの「臓器提供安楽死」を読んでみた(2010/7/5)
「腎臓ペア交換」と「臓器提供安楽死」について書きました(2010/10/19)
臓器提供は安楽死の次には”無益な治療”論と繋がる……?(2010/5/9)
脳死者減少が必至なら倫理の線引き変更も必至?「人為的脳死後臓器提供安楽死」も?(2012/2/14)
「臓器提供の機会確保のための人工呼吸、義務付けよ」とWilkinson 1(2012/2/22)
「臓器提供の機会確保のための人工呼吸、義務付けよ」とWilkinson 2(2012/2/22)
Savulescuの「臓器提供安楽死」を読んでみた(2010/7/5)
「腎臓ペア交換」と「臓器提供安楽死」について書きました(2010/10/19)
臓器提供は安楽死の次には”無益な治療”論と繋がる……?(2010/5/9)
脳死者減少が必至なら倫理の線引き変更も必至?「人為的脳死後臓器提供安楽死」も?(2012/2/14)
「臓器提供の機会確保のための人工呼吸、義務付けよ」とWilkinson 1(2012/2/22)
「臓器提供の機会確保のための人工呼吸、義務付けよ」とWilkinson 2(2012/2/22)
著者らの提唱する道徳エンハンスメントについては、こちら ↓
カフェインだって昔は違法薬物とSavulescu(2007/9/28)
脳刺激法のエンハンスメント利用を巡ってSavulescu(2012/2/2)
SavulsecuとSingerが「犯罪者は脳が決める。科学とテクノで犯罪予防を」1(2012/2/4)
SavulsecuとSingerが「犯罪者は脳が決める。科学とテクノで犯罪予防を」2(2012/2/4)
SavulsecuとSingerが「犯罪者は脳が決める。科学とテクノで犯罪予防を」3(2012/2/4)
「将来の凶悪犯は幼児期から分かる」と刑法改革を提唱するドイツの脳神経科医(2013/2/10)
Savulescuの「道徳エンハンスメント」論」(2013/8/19)
脳刺激法のエンハンスメント利用を巡ってSavulescu(2012/2/2)
SavulsecuとSingerが「犯罪者は脳が決める。科学とテクノで犯罪予防を」1(2012/2/4)
SavulsecuとSingerが「犯罪者は脳が決める。科学とテクノで犯罪予防を」2(2012/2/4)
SavulsecuとSingerが「犯罪者は脳が決める。科学とテクノで犯罪予防を」3(2012/2/4)
「将来の凶悪犯は幼児期から分かる」と刑法改革を提唱するドイツの脳神経科医(2013/2/10)
Savulescuの「道徳エンハンスメント」論」(2013/8/19)