看護師さんの会話
今日のお昼に
隣の席にいた女性2人。
隣の席にいた女性2人。
どうやら別々の病院に勤める看護師さんのようだった。
若い方の女性が、
最近、看取りケアに関する研修に参加したばかりのようで、
とても感動した、と熱っぽい口調でその内容を語っているみたい。
最近、看取りケアに関する研修に参加したばかりのようで、
とても感動した、と熱っぽい口調でその内容を語っているみたい。
年上の方の女性は「へぇ。へぇ」と相槌を打ちながら聞いているんだけど、
その「へぇ」が、なんとも気のない感じ。
その「へぇ」が、なんとも気のない感じ。
聞くともなく断片的にもれ聞こえてくる会話を聞いていたら、
「そういう思い入れのあるケアができる余裕なんて
病院によってはないよね。うちの病院ではできないわ」
病院によってはないよね。うちの病院ではできないわ」
それでも、まだ若い方の女性は
自分の体験した終末期の患者の事例を持ち出して、
できる限りよいケアをしなければ、そのためには、という方向の話を続けている。
自分の体験した終末期の患者の事例を持ち出して、
できる限りよいケアをしなければ、そのためには、という方向の話を続けている。
また「へぇ。へぇ」が繰り返されて、
「でも、なんだか一日を終えるだけで精一杯だからねぇ」
「でも、なんだか一日を終えるだけで精一杯だからねぇ」
そのあたりで、そのテーブルにもかぼちゃのグラタンが運ばれてきて、
若い方の女性もその話をしなくなった。
若い方の女性もその話をしなくなった。