死ぬ権利協会世界連合の世界大会で日本尊厳死協会の岩尾総一郎氏がプレゼンする不思議

1年おきに世界大会を開催している死ぬ権利協会世界連合。

今回の世界大会が
9月18-21日にシカゴにて、米国FENの主催で開催されます。


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日本尊厳死協会の岩尾総一郎氏が
最終日の午前10:45-11:15にプレゼンを行うことになっています。

タイトルは
JAPAN: AN AGED SOCIETY AND NO LIVING WILL LAW

他にプレゼンを行うのは、
いわずと知れたデレック・ハンフリーや、英国のDr.DeathことIrwin医師
その他、安楽死先進国の「死ぬ権利」アドボケイト、C&CやFENの関係者。

しかし、岩尾氏は日ごろ、
日本尊厳死協会が提唱しているのは「尊厳死」であって
決して安楽死までやりたいなんて思っていないと繰り返し発言しておられるはず。

つい最近も、朝日新聞の「金曜討論」で以下のように語っておられる。

私たちは常に『不治かつ末期』になったときに、と主張している。まだ十分生きられる、末期でない人に何かするなどということは毛頭、考えていない。

その際の、その他の発言については ↓
「貧困層に拡大していないから“すべり坂”は杞憂だ」と言えるか?(2014/4/10)


それなら、
どうして、こんなところに出て行って会議に参加する必要があるんでしょう?

この世界連合に集まっている人たちは、みんな、
尊厳死ではなく、自殺幇助や安楽死自発的飲食停止(VAED)など
「いつどのような死に方をするかを自分で決めることができるのは権利」という
「死ぬ権利」推進の活動目標を共有している人たちのはずですが?