相模原障害者殺傷事件で、きょうされん専務理事 藤井克徳さんインタビュー
みんなで積み上げてきたものが、ここで崩れないようにしなければいけない。
『重度の障害者は生きていても仕方がない。安楽死させた方がいい』という容疑者の言葉に共感する人が出てくることを懸念しています。障害のある人も、懸命に生きています。容疑者の言葉に振り回されてほしくはありません。
とても不幸な事件でしたが、社会の有り様を考えるための新しいきっかけにしてほしいと強く思います。
とても不幸な事件でしたが、社会の有り様を考えるための新しいきっかけにしてほしいと強く思います。
【30日追記】
こちらにも藤井さんインタビュー。
こちらにも藤井さんインタビュー。
「社会的に生産性が乏しいと、価値がない人間と断定されてしまう。今の社会にもそんな風潮があるように思います」と自身が全盲の藤井氏は語る。「今回のような犯罪に対して、社会の中に共感を覚えたり同調する人が出ることを恐れています。」
社会が不安定になればなるほど、人々は不満のはけ口を探し始める。典型的な社会的な弱者の障害者は恰好の標的となる。
「もし障害者が居なくなれば、社会は次の厄介者を探し出す。それは高齢者かもしれないし、病気の女性や子供かもしれない。」そのような弱者探しの連鎖を続けて何になるのかと藤井氏は問う。
「もし障害者が居なくなれば、社会は次の厄介者を探し出す。それは高齢者かもしれないし、病気の女性や子供かもしれない。」そのような弱者探しの連鎖を続けて何になるのかと藤井氏は問う。