eggsploitation:卵子提供産業における若い女性の搾取

The Center for Bioethics and Cultureが
“eggsploitation”に関するビデオをシリーズで出しており、
その第4作目 “Maggie’s Story”が公開されている。

eggsploitationとは、eggs (卵子)と exploitation(搾取)とを合わせた造語で
卵子提供産業による若い女性の搾取を意味する。

魅力的で教育レベルやIQの高い若い女性を、
子どもを持ちたいと願う人を助けておカネにもなると勧誘し、
卵子提供の健康被害リスクについては知らせないまま、
自尊感情をくすぐっては何度も提供させていく卵子提供産業の実態。

被害女性の一人、マギーは19歳の時から
10回の卵子提供をおこない(推奨は6回まで)、
32歳で気づいた時にはステージ4の乳がんに。

卵子提供には、
卵巣過剰刺激症候群、感染、卵巣への損傷、不妊乳がん卵巣がん、子宮体がんのリスクがある。

でも、健康被害があっても、
その責任を企業は負わず、提供者に負わされる仕組み。

eggsploitationの公式サイトはこちら ⇒ http://www.eggsploitation.com/about.htm

キャッチは「卵子提供産業には、ダーティな小さな秘密がある」

以下のBioEdgeのページには Maggie’s Story の予告映像がありますが、
上記のeggsploitationの公式サイトには、Maggie以外の被害者の語りや、
専門家による告発の映像も。

A look at the risks of egg donation
BioEdge, August 15, 2015