「やってもいい人」問題

古本聡氏のコラム記事「アシュリーちゃん事件を知っていますか」に抗議した件について

土屋訪問介護事業所のHP内の「コラム」に、2019.11.17の日付で「アシュリーちゃん事件」を知っていますか?」というタイトルの記事が、前後編に分けて掲載されました。それぞれの文末に(2017年4月の記事より、再掲載)との追記があります。著者は古本聡氏。…

静岡大学 松田純教授の「謝罪文」について

2月28日、静岡大学大学院人文社会科学研究科の松田純教授のHPに、 「2013年10月に行った講演についての謝罪」と題した文書が公開されました ↓ http://153.128.37.192/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=30 この謝罪文に至る、ほぼ1年間の経緯…

松田純先生の「著作権侵害」(と私には感じられるもの)を巡るやりとりの経緯

(前のエントリーの続きです) 2017年4月10日に 問題の講演のスライドおよび文字起しと拙著との詳細な対照表(前のエントリーにあり)を添付した上で 私がからつ塾のメールアドレスに送ったメールは以下でした。 からつ塾事務局さま 松田純先生 はじめまして…

静岡大学、松田純教授の「著作権侵害(と私には感じられるもの)」について

以下は、2017年4月19日の「やってもいい人」1と「やってもいい人」2のエントリーに続いて、 2017年4月21日にアップすることにしていた2つのエントリー。 前日の夜になって突然、ある事情から棚上げせざるを得なくなったものです。 ======= 2017年3…

某国立大学X教授のご講演に抗議している件について

某国立大学の教授が数年前にされた1時間40分のご講演のうち、 前半の約30分の内容の大半と、その後も2枚のスライドが 拙著『死の自己決定権のゆくえ 尊厳死・「無益な治療」論・臓器移植』(大月書店)からの 一字一句そのまま、あるいは多少の手を入れたコ…

被害者の尊厳

このところ、よく思いだすのは、この本のこと ↓ 勝村久司『僕の「星の王子さま」へ』1(2015/9/23)から3エントリー どういう本か、1のエントリーから抜くと、 「医療情報の公開・開示を求める市民の会」世話人で、 現在も医療事故調査制度の問題点を鋭く指…

自分の非を認めずにできる「謝罪」がある、ということの不思議

海が生まれてからの30年間、 ずっと、いろんなものと闘い続けてきたなぁ、という気がする。 最初は海が生後6ヶ月くらいのとき。 拙著にも書いている暴言医師が相手だった。 科学的な説明など何もなく、いきなり、 「うっわぁ、脳波はぐちゃぐちゃじゃあ」 「…

今朝方、とても気持ちの悪い夢を見た。 私は家で夫とくつろいでいた。 といっても、現実の我が家ではなく、 壁も床もうすっぺらい剥き出しの木でできた、 粗末な山のロッジか、時代劇に出てくる木賃宿みたいな建物が 夢の中では私たちの家で、 ベッド以外に…

「やってもいい人」 2

(前のエントリーの続きですが、別物として読んでいただいても) 前のブログを始めて1年くらい経った頃のこと。 ある研究者の方から、ご連絡をいただいた。 一緒にアシュリー事件について論文を書かないか、というお誘いだった。 (誤解のないよう余計な注…

「やってもいい人」 1

私はアシュリー事件と出会ったころ、 何も知らない世間知らずのオバサンだった。 (今でも「何も知らない世間知らずのおばあさん」になっただけだけど) それで、アシュリー事件を知り、頭から離れないものだから、 その数ヶ月前にたまたま知人を介して知り…

世の中はこういう話に満ちている……けど

たぶん、5年くらい前のこと。 某出版社の編集者の方からメールで連絡をいただいた。 ブログを読ませてもらったが、 アシュリー事件について本にする気はないか、という内容だった。 それまでも 一緒に論文を書かないかというお誘いを 研究者の方からいただ…